「コロッケの旅うた」和歌山編、12月11日放送開始 ネット番組で「わかやま12湯」PR
ものまねタレントとして知られるコロッケさんのインターネット番組「コロッケの旅うた−和歌山編」が12月11−26日の期間、チケットぴあの配信サービスで放送される。和歌山県内の人たちとの触れ合いを通して、和歌山県観光の魅力を伝える番組だ。
番組は、東京の制作会社アイプロックスや大手プレイガイドのぴあ、和歌山県、県観光連盟などが協力して、文化庁の補助を受けて制作。コロナ禍で「旅に行きたくても行けない」人たちに代わって、コロッケさんが本名の瀧川広志(たきがわ・ひろし)を名乗って素の自分をさらけ出しながら地元の案内人と一緒に美しい自然や地域の人たちとふれあいながらミニコンサートを行う「旅」と「歌」を合体させたユニークな番組。和歌山編は、昨年放送した石垣編に続く第2弾になる。

得意?の変顔で「旅うた」を紹介
12月4日には南紀白浜温泉のHOTEL SEAMOREで歌のステージが行われ、わかやま12湯OKE委員会の若女将らも参加し、和歌山の温泉のPRを行う。
「コロッケの旅うた—和歌山編」の視聴チケットは1千円(税込)で、チケットぴあの配信サービスで申し込む。HOTEL SEAMOREでの歌のステージ観覧チケットは2200円(同)で、定員は50人。
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番組に先駆けてコロッケさんは11月19日、和歌山県庁で仁坂吉伸知事を訪問。仁坂知事は「和歌山県といえばまず、蘇りの地である高野・熊野です。平安時代には後白河法皇は33回も訪れているほど、元気が出る場所です」と述べ、温泉や絶景、パンダ、猫の駅長など県内の魅力ある素材をアピール。「たび歌」に関連する話題として、人口1万人あたりのカラオケボックスの店舗数が最も多いのは和歌山県であると話「和歌山県民はカラオケ好き=歌好き」であることも伝えた。
コロッケさんは「コンサートで和歌山に来ますが、皆さんやさしく迎えてくださいます。旅うたは現在・過去・未来をテーマにしようと思っています。今、友人や家族、夫婦で和歌山に来たとします。その一緒に来たことで聞いた歌や話などが5年、10年と語り継がれる場所を紹介していきたい」と話し、旅うたへの思いを語った。

仁坂知事と懇談するコロッケさん
続いて行われた記者会見では「エンターテインメントというと芸能関係と捉えられがちですが、場所や食、人、県民性を伝えることがエンターテインメントだと思っています。その意味で観光はエンターテインメントなので、エンタメの仕事をしてきた私はその“伝え人”として活動していきたい」と話していた。
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