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【観光業界リーダー年頭所感】大阪直営案内所連絡協議会 幹事長 谷口昇 氏

新年あけましておめでとうございます。昨年中は、大阪直営案内所連絡協議会に対し、格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

昨年は、大阪・関西万博で多くのご来場者をお迎えして関西地区、特に大阪地区は大いに盛り上がりました。関西では経済効果も大きく貢献したと報道されています。毎日毎日多くのお客様がお見えになり賑わっていましたが、我々大阪直営案内所連絡協議会の会員の地域への流れはどうでしたでしょうか。

大阪・関西万博の入場者は関西地区在住者が中心で他府県からの入場が少なかったように言われています。そのため万博見学後、地方に旅行するお客様が少なく最初はかなり期待していましたが、それほど、いやほとんどなかったと思われます。1970年の大阪万博では見学後かなりの方が地方に流れたと聞いていたものの、今回は思うほどでもなかったようです。今後IRもできるので、このお客様を取り込むことを検討していかなければならないと考えます。

また昨年は、海外からの旅行者も多くインバウンドが大きく伸びた一年でした。毎月毎月過去最高の報道がありましたが、京都地区ではオーバーツーリズムが問題となっています。地方の温泉にも来ていただき各施設では以前よりも多くのインバウンド予約があると聞いています。ただ昨年末より中国問題で、中国からの団体客が大幅に減少していますので懸念するところです。

コロナ禍後、徐々にではあるものの予約が戻ってきています、日によっては満館状態の施設が増えてきているようですが、はたして団体旅行に来ていただいているのでしょうか、少し疑問に思うところです。

我々の大阪直営連絡協議会の会員は団体旅行が中心の営業展開をしています。団体旅行を追いかけ日々旅行会社にアプローチを行っています。コロナ禍以後は団体客減少し、ネットからの個人の予約が中心になってきている施設が多くなってきています。

加えて、宿泊単価も高騰して、現地では団体客が忘れられてきているようです。団体客が減少すれば、我々直営の営業所の存続の問題にもなりかねません。旅行会社様も団体旅行を中心とした営業展開であり、大阪直営案内所連絡協議会の会員は団体客誘致のため、各施設が所在する地域の新しい観光素材、行政の助成金などの提案営業を行っていきたいと考えます。

大阪直営案内所連絡協議会では、直営の営業所が生き残るために、年5回行う定例会では、中小旅行会社および大手旅行会社の営業担当者に来ていただき、団体旅行を活発に動かすための意見交換会や勉強会を行っていきます。お互いに業界発展のため努力をしてまいります。

結びにあたり、今年一年も大阪直営案内所連絡協議会にご高配を賜りますことをおねがいして新年のあいさつとさせえいただきます。

年頭所感

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