楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

GWは「自宅でゆっくり」6割、「国内旅行」3割も…3回目の緊急事態宣言で外出控え進むか エアトリが調査

エアトリが4月21日に発表した今年のゴールデンウイーク(GW)の過ごし方に関する調査結果によると、「自宅でゆっくり休む」が前年から大幅増の約6割だったが、国内旅行も約3割で、1回目の緊急事態宣言真っただ中だった前年より増加した。調査は4月上旬に行われたもので、大阪府をはじめとする関西圏や東京都で3回目の緊急事態宣言発出が見込まれる現状より前のもの。今年のGWの動向はさらに厳しいものになると予想され、観光業界への打撃が懸念される。

就業中の人がGWに有休を取る予定は「ない」が62・9%と消極的。GWの連休は暦通りの5連休が33・7%でトップで、7連休は16・8%だった。

GWの過ごし方は1位が「自宅でゆっくり休む」の57・5%。前年から22・2ポイント増加し、感染拡大の状況などから予定をたてずらいこともあり、再度の「ステイホーム」を考えている人が多いようだ。

一方、2位は29・8%で「国内旅行」に。前年より14・1ポイント増え、3位の「買い物」22・1%も前年より増加と、外出を予定する人が多いようだ。ただ、前述のように調査は大阪府や東京都での3回目の緊急事態宣言が取りざたされる前。外出を控える人の増加が予測され、旅行需要の低迷が心配されるところだ。

エアトリ調査

調査は4月6―9日、20代以上の男女1909人を対象にインターネットで行った。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

サステナブルアイランド四国への誘い・愛媛編

四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサ...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ