かまくら×なまはげに歓声 秋田県横手・男鹿、大阪で「雪まつり」開く
秋田県を代表する冬の風物詩「かまくら」と「なまはげ」が共演し、横手市と男鹿市をPRする「雪まつり」が1月13―14日に大阪府豊中市の冬の魅力を感じてもらおうと、首都圏や京阪神でかまくらをメーンにした雪まつりを開催。秋田空港へ直行便が飛ぶ大阪国際空港での開催は昨冬に続いて2回目。
今冬は、岐阜県内から運んできた雪を使ったかまくらはもちろん、子どもたちがソリや雪玉づくりを楽しめる雪遊び広場を拡張。きりたんぽや甘酒(あまえご)など横手市と横手市の特産品の販売や観光情報を提供するブースをはじめ、鳥取県境港市から友情出展した中浦食品の「カニ汁」販売ブースなども並び大幅にスケールアップした。

かまくらの前で記念撮影する家族連れ
なかでも近畿日本ツーリスト関西とクラブツーリズムはイベントに協賛し、大阪国際空港発着の特別ツアーを設定。横手市で2月中旬に開催され市内に200基以上のかまくらが並ぶ「横手の雪まつり」の見学と男鹿市内の宿泊をセットしたもので、来場者に東北への旅行をアピールした。
会場で横手市の髙橋大市長は「ぜひ本物を見に来てください」、男鹿市の菅原広二市長は「北緯40度のまちへぜひ」と呼びかけ。近ツー関西の三田周作社長はそれに応える形で、今後も協力していくと話していた。

今後の協力を約束して固い握手を交わす
三田・近ツー関西社長(左)と
髙橋・横手市長
開催前には横手市秘書広報課の髙橋秀明さん、齋藤瑞恵さんがトラベルニュース社大阪本社に来社。「横手にぜひ!」。

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