東京タワーに横手の「かまくら」 12月28、29日の2日間
12月28、29日の2日間、東京・芝公園の東京タワー正面玄関前に「かまくら」が出現する。毎年小正月に、「かまくら」祭りを開催する秋田県横手市が、PRのためにお披露目するもので、昨年に続いて2回目。初開催となった昨年は子供たちに大人気だった。

東京タワーとかまくら
今年は全国的に雪が少なく、横手市も27日現在で積雪はないそう。そのため、かまくらを作る雪は、お隣の岩手県夏油高原から運んで行く。
横手のかまくらは2月15、16日の2日間
2月の横手は雪祭りの季節。2月2日の「ぼんてん唄コンクール」で始まり、15、16日は「かまくら」、16日は「梵天コンクール」、17日は旭岡山神社梵天奉納祭と続く。
かまくら祭りは、水神を祀る小正月行事で、450年にわたって続けられている。かまくらの中の子供たちが、「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」といいながら、甘酒やおもちをふるまってくれる。市内にはたくさんのミニかまくらが飾られ、夜、ろうそくが灯されると、雪国ならではの光景が広がる。ミニかまくらづくり体験会も行われる。

こちらは本場、横手のかまくら
「ぼんてん」は、頭飾りを華やかに飾った「まとい」のような梵天を、五穀豊穣や商売繁盛を祈願し、旭岡山神社への奉納する行事で、300年の歴史がる。
そろいのはんてんを着た若者たちが、ほら貝を吹きならし、「ジョヤサ、ジョヤサ」のかけ声をかけながら街中を進み、最後は激しく押し合いながら、本殿に殺到する。
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