コロナで「自粛」要請から3週間 3連休の江ノ島賑わう
2月25日に新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が公表され、約1カ月。安倍晋三首相が方針発表から1-2週間が瀬戸際になるとの見通しを示してから4回目の週末となった今週末は、春分の日を含む3連休となった。
3月20-22日の3連休は、京都、金沢、伊勢神宮などの観光地が多くの人出で賑わったと報じられている。
3連休初日の3月20日、神奈川県の鎌倉や江ノ島も多くの観光客で賑わっていた。JR北鎌倉駅から建長寺、銭洗弁財天、大仏の高徳院、長谷寺へと進むにつれ、狭い歩道には人が連なり、あちらこちらで車の渋滞が起きていた。

祈るのはコロナウイルスの終息か(銭洗弁財天で)
長谷駅から江ノ島方面の江ノ電は、景色のいい海側のつり革が埋まる程度の乗客があり、江ノ島駅の改札付近は混雑していた。
江ノ島に連絡する弁天橋は、数珠つなぎの歩行者が行きかい、江ノ島神社への参道入口は人で埋まっていた。島の反対側の岩場、稚児ケ淵でも多くの人が夕焼けと相模湾越しの富士山を眺めていた。

観光客で賑わう江ノ島神社の参道
午後6時過ぎ、夕食をとった江ノ島亭は3割ほどの席が埋まっていた。映画、「男はつらいよ」で寅さんと、いしだあゆみさん演じるヒロインがデートをした食堂で、相模湾と富士山が見える。
食堂の一部がテラス席のあるモダンな施設に変わっていた。昨年の台風15号で屋根が飛び、その部分を6カ月かけ改装したそうだ。台風の影響では鎌倉市内のハイキングコースのいくつかが、依然として通行止めになっている。
3連休初日の人出について尋ねると、「今日は久しぶりに賑わいが戻ってきた感じですね」と話していた。
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