フィンランド大使館で「Happy Day in Finland」 追加参加を受け付け
フィンランド政府観光局(Visit Finland)は11月21、22日の両日、フィンランド大使館内に先月オープンしたイベント施設「メッツァ・パビリオン」でフィンランドでの伝統的な夏休みの過ごし方を体験できるイベントを行う。
17日メディア向けに体験会が開催された。この日の東京は気温20度ほどの暖かさ。体験会でフィンランド大使館商務部の沼田晃一上級商務官が表現した「フィンランドの夏のような爽やかな青空」が広がっていた。
会場のメッツァ・パビリオンはフィンランド語で森のパビリオンの意味。フィンランドから運んだ木材で建てられた館内は、マスク越しにも木の良い香りがして、それだけで早くも東京から脱出した気分に浸れた。
会場内はフィンランドの湖水地方、群島地方、首都ヘルシンキの3つのエリアに分けられ、フィンランド人の夏の楽しみが、展示やワークショップで紹介されていた。
湖水地方では、Mokki(oは上に点2つ)と呼ばれるダーツ、群島地方では花冠づくり、ヘルシンキでは来年開かれるヘルシンキ・ビエンナーレで展示される予定の編み物を体験した。
フィンランドからオンラインで参加した現地ガイド3人と会話ができるコーナーもあり、フィンランド北部のラップランドから参加しているガイドに尋ねると、17日朝の気温は0℃だった。
ムーミンのキャラクター入りハガキに自宅の住所と自分宛のメッセージを書いてその場で回収箱に入れた。ハガキはフィンランドから投函され、後日、自宅に届く。書いたメッセージは日本とフィンランドを旅行者の代わりに1往復することになる。
コロナウィルス感染症の影響で海外旅行に行けない中、今年1月に訪れたヘルシンキを思いだしながら、今度は夏のフィンランドに旅したくなった。
フィンランド大使館は、抽選でイベントに参加できる追加申込の受け付けを開始した。参加は無料。Visit Finland(https://www.businessfinland.fi/ja-jp/ajankohtaista/tapahtumat/2020/visit-finland-open-day)から応募する。締め切りは19日12時。
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