2020年の訪都旅行者 39・2%減の3億3958万人、訪日客と都外客が激減
21/06/09
東京都は6月8日、2020年に都内在住者を含め、都内で観光旅行した人の数が前年比39・2%減の3億3958万人だったと発表した。コロナウイルス感染症の影響で2019年の5億4316万4千人から2億611万人減った。

東京・銀座四丁目交差点
2020年に東京を訪れた旅行者は日本人3億3705万人(37・9%減)、外国人252万人(83・4%減)だった。
このうち日本人旅行者は都内在住者が前年に比べ25・5%減の2億2792万人、道府県在住者が54・0%減の1億914万人だった。都外からの旅行者は、コロナウイルス感染者が東京で多かったことや、緊急事態宣言の発出、都県境をまたぐ移動の自粛が要請されたことなどで半減した。
都内宿泊者数は49・9%減の2406万人で、こちらも半減した。
2020年の都内の観光消費額は日本人旅行者2兆7168億円(43・1%減)、外国人旅行者2068億円(83・6%減)で、全体では2兆9236億円(51・6%減)だった。
東京都では四半期ごとに観光入込調査を行い、この時期に年間の推計を発表している。
地域情報 の新着記事
- オーロラ観測や利便性 米アンカレジ観光局らアピール(25/04/27)
- 昔ながらの手法で味噌仕込む 枚方市の北村みそ、インバウンド視野に体験/大阪(25/04/20)
- 宇佐神宮、鎮座1300年で奉祝 メーンは10月の勅祭/大分(25/04/19)
- 「雪の大谷」今年は最高16メートル 立山黒部アルペンルートが全線開通/富山(25/04/18)
- 横浜EXPOなど議論 関東運輸局と関東地方整備局、観光ビジョン会議を開催(25/04/18)