あわら出身の佐竹正範さん「地域づくりマネージャー」に 福井県観光連盟
公益社団法人福井県観光連盟は7月15日、かねてより公募していた観光地域づくりマネージャーに地元・あわら市出身で民間シンクタンクの紀尾井町戦略研究所上席コンサルタントの佐竹正範さんが就任すると発表した。
2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向けて、観光で「稼ぐ」地域づくりを推進し、福井県の観光振興の旗振り役として活躍する人材を公募。同連盟では、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」を通じて募集し654人の応募者の中から、佐竹さんを選んだ。
佐竹さんは、日本コカ・コーラ長野オリンピックマーケティング室聖火リレーチーム広報マネージャーや、ヤフーでITを活用した地域活性化を担う地方創生プロデューサーとして自治体をサポート。16年からは北海道美瑛町の「丘のまちびえいDMO」の立ち上げに関わり、CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)としてデータを活用した新たな観光商品の開発やリピーターの獲得など観光地域づくりを担ってきた。また15年から内閣府などが後援する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員会の幹事長を務め、その一環で地域商社協議会を運営している。あわら市出身47歳。

3年後の北陸新幹線福井・敦賀開業に向けて
活躍が期待される佐竹さん
同連盟では3月、観光庁から地域連携DMOに登録されたことを契機に、地域の観光を担う民間プレイヤーの発掘と支援、観光資源の磨き上げなどを担い、稼ぐ観光地域づくりの推進役を求めていた。
なお、佐竹さんの着任日は8月2日。
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