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北海道新幹線倶知安駅開業とニセコ観光 3月19日にシンポジウム

22/03/10

北海道運輸局は3月19日、倶知安町(くっちゃんちょう)の倶知安町公民館で「北海道新幹線シンポジウム」を開く。2030年度の北海道新幹線倶知安駅開業を契機とする地域づくりと観光を考える。

北海道新幹線の延伸で、JR北海道函館線の既存駅である倶知安駅には新たに新幹線駅が開業し東京駅からは5時間程度で結ばれる。

倶知安駅は世界的なスキーリゾートのニセコエリアまで車で10分ほどの玄関駅。現在、訪日旅行者を含め多くの旅行者は、新千歳空港からバスで3時間半程度をかけニセコ地区にアクセスしているが、新幹線駅開業後は新幹線利用者の大幅増加が期待されている。

シンポジウムでは新幹線駅開業を機にニセコ地区が目指す観光まちづくりや未来像について、有識者や観光、鉄道、地域開発事業者らが講演やパネルディスカッションで意見を交わす。

パネルディスカッションは司会者として北海道大学観光学高等研究センターの石森秀三特別招聘教授、パネリストに倶知安商工会議所の本田 哲副会頭、JR北海道の林 雅子営業部長、東急不動産の友井俊介執行役員、 ニセコリアルエステートのベン・カー代表が参加する。

参加は事前の申し込みで定員300人。問い合わせは北海道運輸局観光部☎011-290-2723まで。

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