湖北のスイーツ一堂に 道の駅・浅井三姉妹の郷、カフェ「Chya」開店/滋賀
滋賀県長浜市の国道365号沿いにある道の駅「浅井三姉妹の郷」に3月25日、カフェ「Chaya(ちゃや)」がオープンした。カフェの建物は旧浅井商工会館として利用されてきたもので、長浜市商工会が国の補助金などを活用し、滋賀県・湖北地域のご当地スイーツを味わえるカフェとしてリスタートすることになった。
スイーツは、地元商工会会員の和菓子・洋菓子を取り扱う20店舗が提供。道の駅を訪ねた観光客に地元特産品を使ったスイーツを味わってもらうアンテナショップとしての機能も持たせている。
現在味わえるスイーツは、TROIS「3(トロワ)」の「チーズケーキ」、木元製菓舗の「どんべ金もなか」、角屋の「でっち羊羹」、押谷製菓舗の「くるみゆべし」、太閤の「大判焼」など。自家焙煎のコーヒーとスイーツをセットで味わうことができる。
カフェの広さは約200平方メートルで、店内は和モダンをコンセプトに個人客が休憩できるスペースや80人まで対応できる団体客用の部屋も設けた。店内にはデジタルサイネージを設置し、湖北地域の観光情報を発信していく。
![浅井三姉妹の郷](https://www.travelnews.co.jp/img/230413area1.jpg)
三姉妹の像が目を引く外観
![浅井三姉妹の郷](https://www.travelnews.co.jp/img/230413area2.jpg)
カフェ店内
オープン初日の3月25日には、長浜市商工会の押谷小助会長や上野賢一郎衆議院議員らが出席してオープニングセレモニーが開かれた。
![浅井三姉妹の郷](https://www.travelnews.co.jp/img/230413area3.jpg)
3月25日のオープニングセレモニー
押谷会長は「今回オープンしたカフェは、ドライバーや観光客の休憩スペースとしてご利用いただくのはもちろんだが、地域の和菓子・洋菓子店がこだわりのスイーツを持ち寄り、全国展開できるきっかけになれば」とあいさつ。
道の駅駅長の今井兼房さんは「団体ツアーを呼び込むことで、地域の活性化につなげたい」と話し、すでに「長浜ご当地食体験ガイド・おすすめモデルコース」を作成。「湖魚・伝統料理」「スイーツ」「宿泊連携」といったコースで、長浜の魅力ある素材をアピールしている。
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