5.6%増の283万人、自然災害で伸び鈍化 7月の訪日外客数
18/08/27
日本政府観光局(JNTO)によると、7月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比5.6%増の283万2千人だった。17年7月を15万人上回り、7月単月の過去最高を更新した。
伸びが鈍化した要因は、やはり6月の大阪府北部地震や7月の西日本を中心とする豪雨災害。JNTOではこれら自然災害の影響で東アジア市場の訪日需要が抑制されたことが響いたとみている。
市場別では中国が単月として過去最高を記録。台湾や東南アジア、欧米豪など15市場で7月単月の過去最高となった。
韓国は大阪が人気の観光地のため、地震による手控えもあり同5.6%減の60万8千人にとどまった。中国は夏季休暇シーズンに入り家族旅行需要が高く、12.6%増の87万9千人と好調。
JNTOは8月についても引き続き、大阪府北部地震、西日本豪雨の影響について注視していくとしている。
これで今年上半期の累計は同13.9%増の1873万1千人となった。
インバウンド の新着記事
- 19年比7・1%増の278万8千人 2月の訪日客(24/03/21)
- 富裕層の訪日旅行を促進 JNTO、欧米豪と中東の旅行社招き視察・体験ツアーと商談会(24/03/04)
- 19年比増減なしの268万8100人 1月の訪日客(24/02/25)
- 日本政府観光局 3月4日、ストックホルム事務所を開設(24/02/19)
- 販路開拓支援で412商談・220人参加、観光庁がインバウンド向け観光コンテンツ造成支援事業で旅行会社等対面商談会(24/02/15)