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インバウンド回復に向けプロモーションや「高付加価値旅行」推進 JNTO、今年度の取り組みを策定

日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は4月15日、今年度に推進する主な取り組みを策定、発表した。出入国規制などコロナ禍の動向を踏まえながらのプロモーションや「高付加価値旅行」の推進など取り組みを展開。インバウンド回復を多角度から後押ししていく。

プロモーション関連では、各国が観光客の受入を再開するなか、日本でも訪日旅行の認知拡大へデジタルプロモーションなどを継続。訪日が再開された市場から誘客促進と訪日航空路線の回復に向けた取り組みも実施していくほか、入国手続きや旅行中の緊急時対応など旅行者向け情報の提供にも力を入れる。

受入側の強化ポイントとして、「高付加価値旅行」の推進も挙げる。観光コンテンツの収集・蓄積や国内プレーヤーのネットワーク化、海外旅行会社とのネットワーク拡充やセールスの強化で旅行消費額増につなげる。SDGsをキーワードにサステナブル・ツーリズム、「ATWS2023 北海道」開催に向けたアドベンチャートラベルの推進で日本各地の魅力の発信も強化する。

そのほか、国内におけるメディアとの連携の強化、DMOや地方自治体などへのコンサルティング、MICE国際団体への働きかけなどにも取り組む。

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