観光庁、インバウンド誘客市場の多角化へ実証事業 公募を開始
20/02/20
観光庁は2月18日、「観光地における新規市場の開拓・多角化に向けた実証事業」の公募受付を始めた。
同事業は、インバウンド誘客において、誘客ターゲットとなる市場の多角化が目的。観光客の割合が特定の国・地域に集中している観光地の新規市場の開拓を目指し、実証を行う。
対象は、現在訪れている観光客が特定の国・地域に偏り、新規市場の開拓・多角化に取り組む緊急性が高い市区町村。自治体やDMO、旅行会社、地元関係事業者らが連携して、マーケティング、多角化への戦略策定、観光資源の磨き上げ、旅行商品の造成などの事業を展開していく。
事業では、観光庁が派遣する事務事業者や外国人有識者らと連携して進める。必要経費も1500万円を上限に支援する。
選定件数は10件を予定。実施体制や取り組み内容を基に選定する。
募集期間は3月19日まで。観光庁HPから必要書類を入手して応募する。
観光行政 の新着記事
- 農水省主催の農泊推進セミナー 3月4日、会場とオンラインで(24/02/29)
- 教育的付加価値の高い海外教育旅行とは 観光庁、3月15日にシンポジウム(24/02/29)
- 北陸応援割 旅行・宿泊代5割支援、3月16日スタート(24/02/29)
- 観光庁、「地域・日本の新たなレガシー形成事業」を公募(24/02/27)
- 日本人旅行消費、23年10―12月期は19年比11・5%増の5兆6135億円 年間値は0・2%減まで回復(24/02/26)