城泊・寺泊をインバウンドに 観光庁、補助金事業の公募を開始
20/05/27
観光庁は5月26日、城郭や寺院を宿泊施設として利用する「城泊」「寺泊」を訪日旅行の魅力として生かそうと「観光振興事業費補助金(城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業)」の公募を始めた。
同事業では、訪日客の長期滞在や旅行消費につなげることがねらい。全国の城や社寺を宿泊施設として利用するために、訪日客向けの滞在環境の整備や体験コンテンツの造成、多言語化、モニターツアーの実施などの取り組みを支援する。予算には国際観光旅客税を充てる。

20年夏から「城泊」を実施している
長崎県・平戸城
対象は各地のDMOや民間事業者などで、城泊、寺泊についてすでに事業化されているか、計画しているなどが条件。補助率は城泊のインバウンド化・コンテンツ造成事業が補助対象経費の2分の1、上限750万円、寺泊の同事業が2分の1、上限780万円。
応募受付期間は6月30日17時必着。
申請についての詳細は、観光庁HPの当該ページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/page05_000131.html)へ。
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