「適切な対応」旅行業85%、宿泊67% 観光庁、Go Toトラベル取消料対応費用配分のアンケート調査結果を公表
22/07/04
観光庁は6月29日、これまでのGo Toトラベル事業の取消料対応費用の配分についてのアンケート調査の結果をまとめ公表した。適切な対応を行っていた事業者の割合は旅行事業者85・4%、宿泊事業者67・1%だった。
旅行事業者では「関連事業者へ配分を行った」は65・9%。「配分を行う予定」は5・2%、「配分の必要がなかった」は14・3%で、「配分を行っていない」は2・3%いた。
宿泊事業者は「配分を行った」12・4%、「配分を行う予定」6・4%で、「配分の必要がなかった」は48・6%とほぼ過半数。「配分を行っていない」は0・5%だが、未回答が32・5%も。
「配分を行っていない」の理由は「資金繰りから配分を行う余裕がなかった」「配分ルールがわからなかった、知らなかった」「取扱要領上の適切な配慮という記載がわかりづらかった」などが挙がった。
観光庁では、適切な配分の実施が確認できなかった事業者に対して引き続き適切な対応と報告を求め、今後同様の事業を実施する場合は調査結果を踏まえて適切な制度設計を行う、としている。
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