安定した集客・収益モデルを確立 全国産業観光推進協議会と日観振が「産業観光磨き上げ支援事業」支援地域を募集
24/04/06
全国産業観光推進協議会(最明仁会長)と日本観光振興協会(山西健一郎会長)は4月30日まで、「産業観光磨き上げ支援事業」の支援対象地域を募集している。産業観光の活動において課題を抱える地域へ伴奏支援を行い、安定した集客・収益を創出できるモデル確立を目指す。
同事業では、両者が持つ産業観光に関するノウハウやネットワークを生かし、地域の産業観光への課題を今年度から3カ年にわたる伴走支援で解決を図る。産業観光の集客促進、収益化に向け、関係者会議やワークショップ、シンポジウムなどの設営支援、産業観光のマーケティング分析への助言・講習会の開催、先進地域とのマッチングなどのプログラムを支援していく。
対象は地方公共団体、観光協会、商工会議所・商工会、DMO。産業観光にすでに取り組んでいる▽単独の主体が申請する場合は他主体との連携体制が明確である▽持続的に産業観光を進めていくため国や都道府県等の補助事業に申請する予定がある―ことを要件として定めている。
応募地域が複数あった場合は、産業観光の実施主体が明確、地域の関連組織の参画、地域の中での産業観光における課題・問題意識が明確などを基準に選考する。採択予定件数は1件。
詳しくは日観振HPへ。
観光行政 の新着記事
- 御朱印の日本遺産版「御周印」が登場 日観振、日本遺産ツーリズムの浸透目指す(24/09/26)
- 持続可能な旅行商品を表彰 観光庁、第2回「サステナブルな旅アワード」を公募(24/09/25)
- 観光・人的交流拡大に向け連携 日中韓観光大臣会合を開催(24/09/21)
- 東京都、秋川渓谷で行う「チェアリング&川釣り体験ワークショップ」の参加者募集(10月8日開催)(24/09/14)
- 観光庁25年度概算要求、総額で1.2倍の628億円要求 宿泊産業再生の後押しなど(24/09/11)