石見銀山と香川県立ミュージアムを大臣認定 「文化観光推進法」拠点計画
24/08/18
観光庁は8月6日、美術館や社寺・城郭など地域の文化施設を中核に地域の観光を振興する「文化観光推進法」(文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律)に基づく拠点計画1件、地域計画1件を大臣認定した。これまでに認定されたのは拠点計画36件、地域計画17件の合計53件となった。
今回認定された計画の実施地域と計画は、島根県大田市「世界遺産『石見銀山遺跡とその文化的景観』文化観光推進地域計画」▽香川県高松市「香川県立ミュージアムを中心とした文化観光推進拠点計画」。
文化観光推進法は博物館や美術館、社寺・城郭など「文化観光拠点施設」を中心に、地域における文化観光を推進するもの。文化資源保存活用施設の設置者らが作成する拠点計画、地域計画を主務大臣である文部科学大臣、国土交通大臣が認定し、国や地方自治体、国立博物館などからの助言や国際観光振興機構による海外宣伝、国などが所有する文化観光拠点施設での公開協力などの支援を行う。
今回は6月3―5日に申請を受け付け。有識者委員会による審査を経て認定した。
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