双方向交流の持続的発展・深化を議論 日台観光サミットin鳥取を開催
25/06/07
日本観光振興協会と日本旅行業協会が事務局を務める日台観光推進協議会(菰田正信会長=日観振興会長)は5月30日、鳥取県米子市のANAクラウンプラザホテル米子で台日観光推進協議会(台湾、簡余晏会長)と「日台観光サミットin鳥取」を開いた。日本と台湾の双方向交流の持続的発展に向けて議論し、「鳥取宣言」に合意、発表した。
サミットには日本から菰田会長のほか、田端浩・観光庁参与や平井伸治・鳥取県知事、髙橋広行・日本旅行業協会会長ら自治体や観光協会、観光業界、旅行関係者ら90人、台湾から簡会長のほか80人が参加し、全体として200人が出席した。

菰田会長(左)と簡会長
「日台観光新章:交流の深化に向けて」をテーマに議論。①地方独自の伝統・文化体験を通じた地方誘客の促進②環境保全・経済発展を両立させたサスティナブルツーリズムの推進③修学旅行を含めた若者の相互交流におけるソフトコンテンツの活用④日台双方の政府、民間の観光部門が協力を続ける―などを軸とする「鳥取宣言」に合意した。
次回のサミットは2026年に台湾の苗栗県で開かれる。
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