魅力度1位は香川県 じゃらん観光国内宿泊旅行調査2025・都道府県魅力度ランキング
宿泊施設は沖縄県がトップ
リクルート・じゃらんリサーチセンターが実施した「観光国内宿泊旅行調査2025」恒例の都道府県魅力度ランキングも各テーマ別に発表された。総合満足度は香川県が満足度91・3%で、前年度のトップ10圏外から飛躍し1位を獲得。食と子どもが楽しめるスポットが人気で、旅行費用が全国平均と比較して安価な点も高支持を得た理由のようだ。
総合満足度の2位は沖縄県の89・4%。3位には前年度から3ランクアップの長崎県。上位常連の石川県が4位に続く。以下、鳥取県、熊本県、大分県、山梨県の順で、前年から顔ぶれが変わり、北海道と東北、首都圏、関西からのトップ10入りはなく、地方の新たな可能性を提示する結果になった。

香川県人気を支える「讃岐うどん」(イメージ)
「地元ならではの食べ物」の1位は高知県が奪取。「カツオのたたき」をはじめ食の宝庫のイメージが強い。2位は「ちゃんぽん」「佐世保バーガー」の長崎県。3位に山形県、4位は広島県、5位には北海道が入った。
「魅力的な宿泊施設」の3年連続の大分県に代わり、1位は沖縄県。2位に大分県。3位に唐津のリゾートホテルや嬉野温泉の旅館を擁する今年は佐賀県がランクイン。福島県、千葉県が続く。
そのほか「魅力のある特産品や土産物」「地元の人のホスピタリティ」「大人が楽しめるスポットや施設・体験」「現地で良い観光情報を入手」「ご当地ならではの体験・アクティビティ」はやはり沖縄県が強い。「スポットや施設・体験」子ども、若者の2部門は千葉県が1位だった。
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