阪急交通社、18年度決算は増収減益 70周年記念商品が好調
19/05/27
阪急交通社は5月15日、グループの2018年度連結決算を発表した。営業収益は前年度比4・4%増の355億2800万円、営業利益は同14・2%減の17億6400万円だった。
グループは、阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪急トラベルサポート、阪神トラベル・インターナショナルの4社。
海外旅行はヨーロッパやエジプト、トルコ、アジアが好調。なかでも香港・マカオの伸長が目立った。国内旅行は自然災害の影響を受けたが、被災各地での「ふっこう割」で回復を図った。北陸・甲信越や近畿、九州は、創業70周年記念商品やバスツアーを強化し好調だった。訪日旅行はヨーロッパ市場へ注力するなどして堅調だった。
19年度は、海外旅行ではヨーロッパを中心にチャーターツアーを強化。国内旅行では北海道や中国、四国が順調な回復を見込む。海外・国内旅行はウェブやテレビCM、テレビ通販の展開で個人型旅行やクルーズなどのテーマ旅行商品の強化を図る。
旅行業 の新着記事
- 今年度の国内旅行業務取扱管理者試験、受験申し込み始まる 試験日は9月4―26日(25/06/15)
- 「もっと!海外へ」 JATA、アンバサダーに岩田剛典さん(25/06/13)
- 前年比5・9%増の246億3500万円 KNT―CT・4月の旅行取扱(25/06/12)
- 19年度比19・0%減の3兆6767億7400万円 旅行取扱24年度年計、国内旅行伸び悩む(25/06/11)
- 売上高は1兆円超、攻めの投資を継続 JTB・25年3月期決算(25/06/11)