阪急交通社、19年度決算は減収減益 第4四半期のコロナ禍響く
20/05/22
阪急交通社は5月14日、グループの2019年度連結決算を発表した。営業収益は対前年度比5・0%減の337億6600万円、営業利益は同86・8%減の2億3200万円だった。
グループは、阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪急トラベルサポート、阪神トラベル・インターナショナルの4社。
海外旅行はヨーロッパや台湾が好調。情勢悪化の韓国や香港を除き大半のエリアで前年を上回ったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月以降はキャンセルが相次ぎ、年間での収益は微増にとどまった。
国内旅行はチャーター便や商品力強化などを図った効果もあり堅調。ただ、コロナ禍の影響も大きく、年間収益は微減となった。
訪日旅行はヨーロッパ市場の拡大策が奏功。コロナ禍がありながらも増収だった。
20年度は、新型コロナの影響が不透明ななか、収束に向けた商品企画の強化と、社内外に向けてのオンライン化を進めるなどして危機的状況に対応していく。
旅行業 の新着記事
- 跡見女子大 篠原ゼミ 磯田萌絵、世界のリゾート研修(2) 日本が誇る宮古島の魅力と可能性(25/11/26)
- 日並びよく旅行意欲まずまず旺盛、アジアや遠方も好調 HIS・年末年始の海外旅行動向(25/11/24)
- 地域課題の解決に向けて クラブツーリズム、12月1日に自治体向けオンライン説明会(25/11/23)
- 10・0%増の3612億9400万円 9月の主要旅行業取扱額(25/11/19)
- 広島・福山を感じる視覚障がい者ツアー 福山観光旅行が初企画し催行(25/11/19)










