JATA 今年の総合旅行業務取扱管理者試験は4225人が合格
20/11/25
日本旅行業協会(JATA)は11月20日、2020年度の総合旅行業務取扱管理者試験について1万378人が受験し4225人が合格したと発表した。
試験は10月11日に実施された。台風19号で複数会場で試験を実施できなかった昨年を除いて受験者数は例年と同じ水準で、コロナウイルス感染症による顕著な影響は見られなかった。合格率は40・7%で従来の20%台に比べ高かった。
合格者数を職業別に見ると旅行業が2418人と最も多く全体の6割弱を占めた。旅行関係以外の会社員500人、大学生428人、専門学校生307人の順で多かった。
年齢別では24-29歳が1142人、30-39歳が1108人でそれぞれ全体の3割弱を占めた。
総合旅行業務取扱管理者は旅行業法により定められた資格で、旅行の安全や管理・監督業務などを行う。旅行会社は営業所ごとに1人以上の資格者を選任する必要がある。JATA は観光庁長官の試験事務代行機関として毎年1回、試験を実施している。
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