「コロナ禍の年末年始の過ごし方」は自宅が8割、旅行は「行きたくても行けない」 旅工房が調査
20/12/22
旅工房(高山泰仁社長)が12月に実施した「コロナ禍の年末年始の過ごし方や旅行に関するアンケート」結果によると、「自宅で過ごす」という回答が8割と前年より1割程度多く、現在の状況をそのまま反映する結果に。旅行意向はコロナの影響さえなければ行きたいという人が4割弱だった。
アンケートは全国の20代以上の男女を対象に12月8―9日にウェブで実施。1201人が回答した。直近の消費者の意識を反映した結果といえそうだ。
年末年始の過ごし方や考え方について、前回の年末年始と比較して「変わった」が6割弱。「どこで過ごすか」は、「自宅」が最多の82・9%とで、前回から14・7ポイントも増加した。「実家」が10・1%と続くが、こちらは前回から半減。帰省を控える傾向がうかがえる。
「どのようにして過ごす予定か」は、「家でゆったり」が75・7%でトップ。前回より24・9ポイントも増加するなど、とにかく出控える意識が高まっている。「初詣」は前回より10ポイント程度低下した約4%にとどまった。
旅行に関する意識は、「コロナの影響がなければ年末年始に旅行に行きたいか」という質問に対し、37・5%が「行きたい」と回答。ただ、過ごし方のうち「旅行」は前回の6・4%から今回は2・2%に低下。国内、海外ともに低迷し、旅行への意欲はあるものの、コロナ禍のなかでは控えようという意識が強いようだ。
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