コロナ急拡大の前年比較で国内旅行が大幅増 KNT―CT、3月の旅行取扱は64・1%増
KNT―CTホールディングスの3月の旅行取扱総額は前年比64・1%増の220億8100万円だった。新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛が急激に進んだ前年からは大きく増加したが、コロナ禍前の2019年比ではほぼ半減にとどまっている。
国内旅行は同173・0%増の133億9600万円。団体旅行は大人数での旅行控えが続き、一般団体は同30・1%減と前年を下回ったが、学生団体は前年のコロナ拡大の影響に加え今年度中に延期されていた旅行の中止確定など年度末計上が増えたことから前年比同3451・3%増に。国内団体旅行全体では同394・2%増となった。企画旅行も前年のコロナ拡大との比較により同80・5%増に。個人旅行は同163・7%増だった。
一報、海外旅行は同95・1%減の1億9700万円と苦しい状況が続く。団体旅行は一般、学生ともに上昇機運に乏しく同92・8%減、企画旅行もほぼ取扱がない状態が続いている。
外国人旅行は取扱がほぼない状態が続くが、レイルパスなどの払い戻しが落ち着き、70・7%減の1億8900万円。
なお、取扱額は近畿日本ツーリスト北海道、近畿日本ツーリスト東北、近畿日本ツーリスト関東、近畿日本ツーリスト首都圏、近畿日本ツーリスト中部、近畿日本ツーリスト関西、近畿日本ツーリスト中国四国、近畿日本ツーリスト九州、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、KNT―CTグローバルトラベル、KNT―CTウエブトラベル、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。
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