JTB、凸版印刷と共同で「修学旅行オンライン事前学習プログラム」開発 IoA技術駆使し沖縄の平和を学ぶ
21/06/21
JTB(山北栄二郎社長)は7月1日、凸版印刷(麿秀晴社長)と開発した修学旅行の事前学習プログラム「修学旅行オンライン事前学習プログラム―テレポーテーションto沖縄」の提供を全国の学校向けに始める。オリジナル映像教材と、凸版印刷の遠隔体験技術「IoA仮想テレポーテーション」を活用して開発。沖縄への平和学習にオンラインで臨め、現地訪問とあわせての学習効果を最大化させる。
修学旅行の事前学習のニーズの高まりを受けて、オンラインでのプログラムを開発。両社が製作した沖縄の平和がテーマのインタビュー形式の映像と、「IoA仮想テレポーテーション」を組み合わせた。「IoA仮想―」は遠隔体験用デバイス「IoANeck」を装着した現地のファシリテーターにより、生徒に現地にいるような感覚での体験を提供できる学習素材となっている。
プログラムの一例は戦争講話者へのインタビュー映像と、「戦争と平和、現代の基地問題」を題材にしたオンラインワークショップ、「IoANeck」を通じて琉球舞踊を体験する三線ライブ。この3つの内容で80分間で学べる。
今後は、プログラム実施後、生徒への価値提供を検証。沖縄の文化・歴史をテーマにしたプログラムや、平和をテーマに沖縄以外の地域への拡充も検討する。
価格は税込42万9千円から。参加生徒101人以上から1人あたり4290円追加。
旅行業 の新着記事
- JR東日本とJR西日本 北陸新幹線長野-金沢開業10周年で団体臨時列車など運行(24/12/13)
- 国内旅行は前年並み、海外旅行は緩やかに回復 JTB年末年始旅行動向見通し(24/12/13)
- JR東日本びゅうツーリズム&セールス 「仙台発上野行き カシオペアの旅」発売(24/12/13)
- 国内、海外ともに前年同期比1・5倍と好調 阪急交通社・年末年始旅行動向(24/12/12)
- 中能登町とVTS、能登で防災と発酵文化を学ぶモニターツアーを開催(24/12/12)