JALとプリンスホテル、ニューノーマル時代の旅提案へ協業 地域の魅力ツアーや管理型団体ツアー
21/04/21
日本航空(赤坂祐二社長、JAL)とプリンスホテル(小山正彦社長)は4月19日、ニューノーマル時代の新しい旅行スタイルの提案に向けて協業すると発表した。国内に路線網とホテルなどを持つ両社のノウハウを生かし、地域の魅力の磨き上げや、コロナ禍による行動変容にあわせた旅行商品の造成に取り組み、地域活性化を推し進めていく。
協業による第1弾の取り組みとしては、地域の魅力にスポットを当てた旅行商品を提案。JALの「ふるさとアンバサダー」が勧めるスポットをめぐる個人向け商品を6月に札幌プリンスホテルを舞台に実施するほか、地域物産展の開催も計画している。
また、ニューノーマルに合わせた旅行商品として、JALの周遊チャーターフライトとプリンスホテルの連携による東京都内で疑似海外旅行を体験できるプランを発売。旅行再開時に向けた機運醸成につなげる。
長期的には、感染対策を徹底した管理型団体観光ツアーも予定。来日移動手段や観光、宿泊、食事まで安全性の確保を主眼に置いたツアーを提案、コロナ収束後の訪日旅行需要の回復期に向けて準備を進めていく。
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