最優秀賞は安中市観光機構(群馬県)が受賞 JR東日本「地域共創アワード」
25/05/08
JR東日本は4月24日、東日本エリアで地域づくりの取り組みを表彰する「地域共創アワード」の各賞を発表した。最優秀賞は安中市観光機構(群馬県)の「鉄道文化遺産を活用した『碓氷峠廃線ウォーク』高付加価値化の取組み」が受賞した。
アワードは今回で2回目。JR東日本グループと持続可能な地域づくりを進める個人・団体の優れた取り組みを表彰するもので、取り組みの発信を通じて東日本エリアの地域共創の促進につなげる。越智良典・東洋大学客員教授や最明仁・日本観光振興協会理事長ら選考委員による審査で各賞を決定した。
最優秀賞を受賞した安中市観光機構の取り組みは、国重文ながら活用されていなかった信越本線・横川―軽井沢間の碓氷峠の廃線跡を、市と連携してガイド付きウオーキングツアーを造成。ナイトウオークツアーも展開するなど高付加価値化を実現したことなどが評価された。

廃線跡でナイトウオークツアー
そのほか、優秀賞はVERTERE合同会社、奥多摩町(東京都)の「クラフトビールで地域活性化」、HAKUTAIの「山形県のさくらんぼ剪定枝を活用したアップサイクルプロジェクト」、長和町(長野県)の「コミュニティバスからフルオンデマンド乗合バスへの切換え」が受賞した。
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