和紙用いモダンな空間に 道後・ホテル花ゆづきがリニューアル/愛媛
18/11/01
愛媛県道後温泉の「ホテル花ゆづき」が9月に全館リニューアルし28日、関係者を招きオープン式典を開いた。
リニューアルは愛媛県の伝統工芸・手漉き和紙とフランスに伝わる金箔技法のギルディングを組み合わせた「ギルディング和紙」をふんだんに用いた。ギルディング和紙を用いた9、10階の客室は4タイプ10室で、9階フロアとロビーにはギルディング和紙を展示、モダンな空間にした。
式典で大木正治社長は「当初2019年2月の完成を目指していたが、7月の集中豪雨で道後温泉の宿泊客が減ったことから工事を前倒しし、本日のオープンにこぎつけた」とし、工事や設備の関係者に謝辞を述べた。
19年12月には現在更地の本館跡地に、ホテル葛城Sparesort道後の新館として「琴の庭」(11室全室露天風呂・テラス付き)を建設すると発表。一帯は、道後温泉本館から続く賑わいの場にする考えも示した。
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