19年7月宿泊業倒産、件数5カ月連続で前年同月を下回る
19/08/09
東京商工リサーチはこのほど、2019年7月の宿泊業倒産を発表した。宿泊業の倒産は、9件(前年同月比10.0%減)で、5カ月連続で前年同月を下回った。今年に入り1月に並んで最多。
負債総額は16億6,800万円(同84.5%減)で、3カ月連続で前年同月を下回った。前年同月は負債10億円以上の倒産が2件発生した反動で大幅減となった。
原因別では、「販売不振」7件(前年同月5件)、「既往のシワ寄せ」2件(同3件)。
形態別では、破産6件(同6件)、特別清算2件(同3件)、民事再生法1件(同1件)。
負債額別では、1億円以上5億円未満5件(同2件)、5千万円以上1億円未満3件(同3件)。
地区別では、東北と九州が各2件、関東、中部、北陸、近畿、四国が各1件。
「2019年1-7月累計の件数は39件(前年同期比18.7%減、前年同期48件)で、通年では過去20年間で最少を記録した2017年と2018年(各78件)を下回る可能性もある」と同社は分析する。
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