コロナ後の宿泊拡大に集中 日旅連が20年度総会
20/03/26
日本旅行協定旅館ホテル連盟(1935軒、桑島繁行会長=知床グランドホテル北こぶし)は2月20日、東京・浅草ビューホテルで2020年度総会を開いた。19年度事業と決算、20年度事業計画と予算を審議、承認した。
20年度は、宿泊販売拡大を目標に、日本旅行セールス担当者とのワークショップや台湾での商談会に取り組む。
桑島会長はあいさつで「コロナの感染拡大が観光に多大な影響をもたらしている。一刻も早く終息宣言願っています。今日の総会開催も悩みましたが、この段階で観光業界が自粛することは前例としてよくないと判断しました。マスク着用やアルコール消毒を徹底し、懇親会もコンパクトに実施します」と理解を求めた。
![日本旅行協定旅館ホテル連盟](https://www.travelnews.co.jp/img/200326yado1.jpg)
「観光業界が自粛することはよくない」
と開催に至った経緯を話した桑島会長
また、日本旅行の堀坂明弘社長は「コロナ対策本部を毎日のように開いています。どこかで終息することを想定しながら、直ちに反転攻勢するのが旅行業界の使命だと思っています。想定されなかったリスクですが克服したい」と力を込めた。
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