DCや万博見据えて6委員会で事業展開 兵庫県旅館組合・総会
22/08/26
兵庫県旅館ホテル生活衛生同業組合(増田晴信理事長=有馬温泉・ねぎや陵楓閣)はこのほど、洲本市のホテルニューアワジで2022年度総会を開いた。
増田会長はあいさつで「コロナウイルスだけでなくロシアのウクライナ侵攻による世界情勢の混乱など混迷を極めているなか、当組合は政治、行政に対して融資・補助金・税の減免などの要望を強く申しあげてきました」。その中で新事業として、県委託事業の「観光産業の人材確保・育成事業」ではPR動画を作成しYouTubeで公開。名産品プレゼントキャンペーンを実施したほか、JRの兵庫デスティネーションキャンペーンに向けて、DCプロジェクトチームを結成したことを伝えた。
また厳しい環境下にあっても「融和」「相互支援」「衛生観念向上」「循環型社会構築」を基本姿勢として事業を進めていくことを強調した。
今年度事業は総務、衛生水準向上・防災管理、IT活用と経営改善、財務、政策、兵庫DCキャンペーン&大阪関西万博プロジェクトといった6委員会でそれぞれ事業を展開。なかでもIT活用と経営改善委員会ではブラック宿泊者の情報共有化、従業員の労働条件向上・健康管理の充実などに取り組むとしている。
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