日本人宿泊者数は47万4799人泊、回復傾向顕著に 京都市の9月のホテル宿泊状況
22/11/05
京都市観光協会が発表した9月の市内114ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊者数は前年同月比126・1%増、19年同月比77・4%増の47万4799人泊だった。前月8月からは1・5%減。コロナ禍以前からの調査対象だった52施設で比較すると前年同月比では137・5%増、19年同月比では14・8%増。19年比でプラスとなるのは6カ月連続で、コロナ感染状況の落ち着きもあり回復が進んだ。
外国人延べ宿泊客数は19年同月比では92・8%減の1万9025泊。前月8月からは7・9%と、入国制限の緩和でもゆるやかな増加にとどまり、本格的な需要回復にはまだ時間がかかりそうだ。
客室稼働率は同27・9ポイント増の54・4%。19年同月比では28・5ポイント減。前月8月からは5・2ポイント増となり、3カ月ぶりに50%を超えた。
市内の主要旅館28軒の客室稼働率は19年同月比1・3ポイント減の59・8%。修学旅行催行件数の増加で前月8月からは34・1ポイント増となった。
同協会では、10月の客室稼働率は52・2%、11月は65・6%、12月は42・8%と予測。全国旅行支援の実施や入国規制の緩和、紅葉シーズンの到来で予測を上回ることも期待している。

日本人客は回復してきた
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