琵琶湖の眺望を全面に 碧の湖邸ビワフロント彦根、8月20日に開業/滋賀
滋賀県彦根市の琵琶湖畔に8月20日、「蒼の湖邸ビワフロント彦根」がオープンした。2021年に閉館した彦根ビューホテル(旧彦根プリンスホテル)をホテルニューアワジグループが買い取り、温泉を新たに掘削したほか、琵琶湖を望む絶景を前面にした施設に約30億円かけてリニューアル。グループ17軒目の施設になる。
ホテルニューアワジが大幅にリニューアル
蒼の湖邸 ビワフロント彦根は3万9500平方メートルの敷地に、10階建ての本館や温泉大浴場、レストラン棟に加え、グランピング施設、プール、フットサル・テニスコートなどからなる。

琵琶湖畔に建つホテル
宿泊客がまず目にするのが、チェックインを行う最上階のフロントから望む琵琶湖の絶景。10階直通のエレベーターを新設し、ウェルカムドリンクを飲みながらチェックイン手続きを行う。対岸の比良山系越しに日が沈む夕景も美しい。夜はラウンジとして開放し、昼夜を問わず琵琶湖を一望できる。

最上階からの眺望
本館客室は従来から部屋数を大幅に減らした38室。露天風呂付き客室(9室)や3世代旅行にも対応できるよう50―125平方メートルと拡充。すべての客室から眼前に広がる琵琶湖を一望できる。レストランでは近江牛やビワマスなど地元の食材を生かした料理を朝夕提供する(朝食はブッフェスタイル)。
温泉大浴場も琵琶湖の湖面と一体感のあるインフィニティ露天風呂を備え、琵琶湖畔の立地を最大限生かしている。

露天風呂
ファミリー客向けのキッズスペースには絵本やおもちゃがそろう。
グランピング施設は、デッキテラスやリビングルーム、ベッドルーム、自家源泉の温泉露天風呂などを備えたヴィラタイプの12室。このうち9室は愛犬とともに宿泊することができ、ドッグランスペースもある。
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