箱根・小田急山のホテル 4月下旬から「つつじ・しゃくなげフェア2025」
25/02/27
小田急山のホテル(神奈川県箱根町)は4月下旬から「つつじ・しゃくなげフェア2025」を開く。
芦ノ湖畔に位置する同ホテルは、三菱財閥4代目総帥・岩﨑小彌太の別邸跡地に建ち、今年で開業77周年を迎える。1911年(明治44年)に造園され、1948年のホテル開業後も維持されている。
ホテルの庭園には、「日本植物園協会ナショナルコレクション」に「後世に残すべき植物遺産」として認定されたツツジとシャクナゲが植えられている。
毎年春には、江戸時代の30の古品種を含む84種類・約3000株のツツジ、日本に最初に導入された西洋シャクナゲ「ゴーマー・ウォータラー」の元株を含む42種類・約300株のシャクナゲが開花する。
芦ノ湖や富士山を背景に、鮮やかな花々が咲き誇る。
また、庭園に咲く希少なツツジ品種「鳳凰殿(ほうおうでん)」のDNAを受け継ぐ苗木を販売する。
期間中はツツジ・シャクナゲ研究者の倉重祐二氏が調査し、「ナショナルコレクション」に認定された石川県能登地域の「のとキリシマツツジ」を紹介するパネル展や講演会を開催し、被災地の復興支援を行う。
フェアは5月下旬まで開催予定。見学時間は9時から16時まで。入場は無料。
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