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19年比9・1%増の6億5028万人泊、コロナ前上回る 2024年の宿泊旅行統計年間値

25/03/07

観光庁がまとめた2024年の宿泊旅行統計調査年間値(速報値)によると、延べ宿泊者数はコロナ前の19年比で9・1%増の6億5028万人泊だった。前年比では5・3%増。客室稼働率も回復傾向で、外国人宿泊者の大幅増もあり、宿泊者数はコロナ前を上回る水準まで数字を伸ばした。

日本人宿泊者数は同1・3%増の4億8668万人泊で、前年比では2・6%減。外国人宿泊者数は同41・5%増の1億6360万人泊で、前年比では38・9%増。

客室稼働率は同2・2ポイント減、前年比3・5ポイント増の60・5%。旅館が同2・8ポイント減、前年比0・1ポイント増の36・8%、リゾートホテルは同3・9ポイント減、前年比2・7ポイント増の54・6%、ビジネスホテルは同1・9ポイント減、前年比4・7ポイント増の73・9%、シティホテルは同7・1ポイント減、前年比3・6ポイント増の72・4%、簡易宿所は4・4ポイント減、前年比3・9ポイント増の29・0%。全体の全国最高値は東京都の76・3%。

日本人宿泊者数の前年からの伸びを都道府県別にみると、鳥取県、石川県、三重県、徳島県、大分県の順に伸びた。外国人は三大都市圏で35・0%増、地方部では48・9%増。

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