四国の穴場「AMA地域」へ 徳島県阿南市、高知県室戸市・安芸市
四国島南部の徳島県阿南市と高知県室戸市、安芸市でつくる「AMA地域連携推進協議会」の皆さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、「四国の穴場中の穴場、春のAMAへ」とアピールした。
3市共通の売り物はパワースポット。安芸市の神秘的な洞窟「伊尾木洞」、室戸市の根が縦横にはう「アコウの木」、阿南市は1万体の招き猫をまつる「お松大権現」と四国のガウディと呼ばれるセルフビルドの喫茶店「大菩薩峠」を売り込む。
また現在「AMA旅物語・春」を展開中。毎年4月になると1万5千本のつつじが咲き誇り5月までつつじ祭りが開催される安芸市の「内原野公園」、2千本の桜が圧巻で室戸市唯一の桜の名所「県立室戸広域公園」、園内に40種類1千株の花菖蒲や紫陽花、立ち葵が咲く阿南市の「住吉菖蒲園」を紹介した。
このほかご当地グルメもアピール。安芸市商工観光水産課の野﨑一生さんのおすすめは「安芸釜あげちりめん丼」。室戸市ジオパーク推進課の池内惇平さんと吉本昌弘さんが推すのは、キンメダイや地鶏の刺身を盛り合わせた「室戸キンメ丼」。阿南市の小谷寿之さんと島村暸一さんは、ハモやシイタケなど特産品が盛りだくさんの「あなん丼」を自慢した。
AMAの皆さんは「交通アクセスが悪いからこそ、手つかずの自然や知られざる歴史・文化、グルメ、名産品があります。AMAの魅力を探しにお越しください」。

AMA地域連携推進協議会の皆さん
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