楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

“ブラック”と言われて

18/02/26

人材どころか人手さえ足りない観光業界。後継者がおらず廃業する旅行会社、客はあっても従業員がいないために休館する旅館ホテル。何とか人手を確保しようと、求人募集を何度も試みるものの、なかなか人が集まらない…。

ある旅行会社が今春卒業する新卒者の採用を働きかけようと学校を訪ねた。応対した就職活動の担当者は、旅行業界の“ブラック企業”の具体名を次々に挙げていき、挙句の果てには「旅行会社には絶対に就職させない」と断言されてしまった。旅行会社に対する信頼度がこれほど低いことに驚いたという。

それでも何とか話は続けられたらしいが、逆に「本校の学生が御社に入るとした場合、学生に聞かせる将来ビジョンを教えてほしい」と迫られ困惑し、生半可な気持ちで新卒者は雇えないと実感したそうだ。

本来、修学旅行などで添乗員と接し、学生にとって旅行会社は疎遠な存在ではないはず。修旅の添乗以来、当時の学生と今も付き合いが続いているという旅行会社社員に会ったこともある。この彼我の差は時代が変わったことだけが理由なのか。

社員が辞めないこと、他の会社から人を引き抜くよりプロパーを育てること。人を新たに雇うよりも、この2つが大事だと言われるが、読者諸兄の会社はどうだろうか?

(トラベルニュースat 18年2月25日号)

この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
三重鳥羽でRestartの旅

三重県鳥羽市が提案する新しい旅のスタイルが「節目旅行」。記念日の際の「祝い旅」に加え、新たな節...

五感で感じろ“世界水準”山の信州

信州アフターDCが7月1日から9月30日まで、長野県内全域で開催される。総合テーマは昨年のDCと...

水の国和歌山で海川の恵みを体感

間近に控える夏本番。この季節に輝くのが和歌山県だ。雄大な太平洋が青く輝き、豊かな森林を流れゆく...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。18年版5月15日発売

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ