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社説本紙から

地元商店と一緒に誘客

25/11/27    

温泉地や観光地を団体客が賑わせていた時代、旅館ホテルは観光客が館内から出ないように土産処や飲食店を設け、館内消費に注力していた。結果、地元商店は旅館ホテルに対し「自分だけが儲けに走って」と冷ややかな眼差しを送っていた。 団体客が主でな...

車窓越しの交流で集客

25/11/13    

JR四国では、車窓の景観を楽しみながら沿線の食や文化を体験できる観光列車「ものがたり列車」シリーズを運行している。2014年から愛媛県の伊予灘に沿って走る「伊予灘ものがたり」を皮切りに、17年に香川県・多度津駅から徳島県・大歩危駅間で渓谷美...

町の本屋さんから学ぶ

25/10/28    

書籍のネット販売やデジタル化により、リアル書店いわゆる「昔ながらの町の本屋さん」の廃業が相次ぐ。反面、独自のアイデアや得意分野に磨きをかけて踏ん張っている本屋もある。 その本屋は、大阪市内で営業している2つの店舗。一つは、本を買うとポ...

リアリティが名作を生む

25/10/14    

1981―82年にフジテレビで放送された「北の国から」。その後、スペシャルドラマとしてシリーズ化し「2002遺言」まで8編が制作された。北海道の雄大な自然の中で田中邦衛演じる主人公・黒坂五郎と2人の子どもの成長が21年間にわたって描かれた名...

万博会場で示した決意

25/09/26    

全国旅館ホテルの若手経営者が旅の魅力を発信する観光業の総合イベント「宿フェス」。全旅連青年部主催で毎年2月に東京ビッグサイトで開催してきたが、1面にも記載した通り9月20日、大阪・関西万博会場内のエキスポアリーナ「Matsuri」で開かれた...

動いてナンボが観光人

25/09/12    

最近、仕事をモノにしている人の共通点を感じた。一つは「動き回っている人」。セールスや会合に足繁く通って情報を引き出し集め、自分自身を「買って」もらえるようにしている人のことだ。 ある旅行会社の社長は、顧客の求める宿や立ち寄り先へ自ら足...

地域をカイゼンする

25/08/29    

今号の下呂温泉特集で紹介している「カイゼン(改善)」はトヨタ自動車が提唱した、ムダの排除と効率化を通して生産性、品質を向上させる活動のこと。その特徴は現場の従業員が主体となって課題を発見し改善策を考えて実行することだ。従業員自らが7つのムダ...

言霊で業界に寄与したい

25/07/28    

視聴率が好調なNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」。江戸時代のメディア王と称され、出版・文化の世界で江戸期を駆け抜けた蔦重重三郎が主人公で、我々新聞を発行する者としては大先輩にあたる。 直近の放送回では、蔦重が天明の大飢饉や米...

ANTA新たな船出

25/07/14    

1992年から33年間、全国旅行業協会(ANTA)の会長を務めた二階俊博氏が退任し、名誉会長に就任した。初代の田辺邦男氏が2年、2代目の江藤智氏が14年、3代目の木村睦男氏が2年、4代目の梶原清氏が9年の任期からすると二階氏の33年は稀有の...

顧客満足を生む旅行業

25/06/25    

旅行業を営む親から呼び戻されて、何も分からないまま日帰り旅行の添乗に行くよう命じられた。昼食会場に着いて驚いた。あらかじめ準備されていたのだろう。カピカピに乾いた刺身、冷めきった天ぷら…。日帰り旅行の楽しみの一つである昼食がこんなのでいいの...

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