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湯の花温泉と御城印−森の京都DMOがマイクロツーリズムを提案 モニターツアーを実施(2)

また、旧山陰街道を徒歩で移動し余部丸岡城跡(西岸寺)を見学したほか、神尾山城跡をハイキング。いずれも御城印が発行される城跡で、神尾山では亀岡市指定文化財で鎌倉時代に作られた金剛力士像がある金輪寺を住職の案内で拝観した。

御城印は綾部市や福知山市、亀岡市など5市町にある15の城と京都市内の周山城跡の計16種類を発行している。「麒麟がくる」の放送を控えた19年夏から、ドラマの効果を一過性に終わらせないよう、光秀ゆかりの城址が点在する地域に働きかけ、地域住民とともに森の京都DMOが作成。光秀が築いた福知山城や丹波国三大城郭の一つ八木城跡など個性に富んだ城と城跡がある。

余部丸岡城跡の御城印

余部丸岡城跡の御城印

各御城印は各市町の観光協会や城近くの商店などで、1枚300円で購入できる。集めた御城印を収められるオリジナルバインダーも各城ゆかりの武将の家紋をデザインし1800円で販売している。

森の京都DMO地域開発部の福田誠さんは「ハイキングやトレッキングコースとして商品化を旅行会社にアピールしていきたい」とし、御城印めぐりを森の京都エリアのマイクロツーリズムとして売り出す。

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