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【観光業界リーダー年頭所感】四国旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 西牧世博 氏

謹んで新春のお慶びを申しあげます。

平素よりJR四国グループに対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により、お客様のご利用が大きく落ち込むなど、極めて厳しい経営状況となりました。そのような中ではありましたが、車内の換気や消毒の実施などの感染症拡大防止対策を推進し、お客様に安心してご利用いただける環境づくりに努めるとともに、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」や「藍よしのがわトロッコ」、新しい「土讃線アンパンマン列車」の運行開始により鉄道や地域の魅力を発信し、2700系特急気動車の新製・投入や「みどりの券売機プラス」の導入などによりサービスの向上を図りました。また、「おでかけ。四国家」キャンペーンでは、Go Toトラベル事業などを活用した商品をご提案し、多くのお客様にご利用いただきました。関連事業では、簡易宿所「4S STAY阿波池田本町通り」や宿泊特化型ホテル「JRクレメントイン高知」を開業いたしました。

本年も引き続き、感染症拡大防止対策に万全を期し、お客様に「安心して」、「喜んで」、「末永く」ご利用いただける企業グループを目指して取り組んでまいります。

鉄道事業では、3月にダイヤ改正を実施し、2700系特急気動車を土讃線に追加投入します。高知−岡山・高松間を運転する特急「南風」「しまんと」の全列車が新型車両での運転となり、快適にご移動いただけるようになります。また、土讃線「高知−土佐山田間」と徳島線「徳島−穴吹間」にパターンダイヤを導入します。発車時刻を概ね統一し、普通列車を増発するなど、都市圏輸送の充実を図ります。より便利に、より快適にご利用いただける鉄道を目指してまいります。

10月から12月まで開催される「四国デスティネーションキャンペーン」に向けては、地元自治体や観光関係者、旅行会社、JR各社などの皆様と連携し、観光素材の開発・磨き上げや商品造成、販売促進、宣伝などを行い、四国の魅力を全国に発信していくとともに、多くのお客様をおもてなし出来るよう取り組んでまいります。

関連事業では、高松・高知に続く宿泊特化型ホテル「JRクレメントイン今治」の開業を目指すほか、高松・松山・岡山での分譲マンションの開発や、高松・松山などでの駅ビル・商業施設の検討など、魅力ある拠点・施設を目指した開発を進めるとともに、グループ一体となって事業領域の拡大に取り組んでまいります。

当社の置かれた経営環境は、感染症の影響もあり厳しさを増していますが、グループを挙げて最大限の経営努力を行うとともに、当社単独では対処が難しい経営課題を国、地域、ご利用の皆様など関係者のご理解・ご協力を得て解決していくことにより、持続可能な経営体質の構築に向け全力で取り組んでまいりたいと思います。

当社グループと四国は運命共同体という認識のもと、交流人口の拡大と地域の発展に貢献する企業グループを目指してまいります。

今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。

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