【観光業界リーダー年頭所感】全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 青年部部長 鈴木治彦 氏
新年あけましておめでとうございます。一昨年の4月に第24代全旅連青年部長に就任してから早くも2回目の新年を迎えました。ここまでの道のり、多くの関係者の皆様に支えていただき、また新たに新年を迎えることができたことに関係各位に心より感謝を申しあげます。
さて今期私が掲げている全旅連青年部のテーマ「Challenge for the future」を実行するべく、この極めて先行き不透明な困難な時代においてオール全旅連青年部で業界発展のため、そして業界のさらなる地位向上に向け活発に活動をし、7つの委員会それぞれが成果を上げてくれています。また昨年9月の別府で開催しました臨時総会において次期青年部長が福島県は藤龍館の星永重君が選出され、次期へのスムーズなバトンタッチへ向け、現在連携を深めているところであります。このような世界的に大きな不安を抱える中、次期部長という大役に勇気を持ってまた真摯に立候補していただいたことへ大きな敬意を払うとともに、さらなる全旅連青年部の飛躍に期待するばかりです。
本来であれば昨年はオリンピック・パラリンピックを我が国で迎え、東日本大震災からの復興を世界に発信する年となるはずでした。また、私自身としましても青年部長を志した何年も前から温めてきた「宿フェス」の開催も見送らざるを得ないなど、業界の未来のため予定していた事業が残念ながら一つも実行することができない年となってしまいました。
それでも目の前のことを一つひとつ常に業界全体また日本社会全体の現在および未来の利益になることを最優先し、困難の先の明るい未来を夢見て日々仲間たちと協力し実践してまいりました。その結果がいくつか出たこともあろうかと実感しております。
本年2月17日と18日の2日間にわたって全旅連青年部第25回全国大会を東京ビッグサイトで行われる国際ホテル・レストラン・ショーの中で行わせていただくこととなりっております。今大会は第5回目を迎える「旅館甲子園」と併催することで我々青年部の活動内容を全旅連加盟施設以外の方々、また業界外の方々への発信を1つの大きな目的とします。このような状況下の中ではございますが、青年部一同で協力し、最大限の感染拡大防止策を講じ開催いたしますのでぜひ多くのOBや同志、関係者の皆様にもお誘い合わせの上、ご来場を賜れますと幸甚と存じます。
しっかりと責任を持って未来をデザインし、次の世代に誇りある国や地域、まちや会社を伝承していく一助となれるよう覚悟をもって残りの任期も活動してまいります。本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。
- 「温泉チャージ」でブランディング 和歌山県とじゃらん、高付加価値プラン造成(24/11/25)
- 目標は25年中に署名100万筆 全国推進協、国民運動化し機運高める(24/11/25)
- 和歌山県旅館組合、「温泉文化」署名2カ月で1万5千筆を達成 12湯サミットで井上副会長に贈呈(24/11/25)
- ONSENを世界無形文化遺産に 「温泉文化」のユネスコ登録目指す(24/11/25)
- 「巡湯帳」と「御湯印」 わかやま12湯推進協が販売、12湯の周遊と再訪促す(24/11/25)
- 熊野本宮大社に「献湯」 12の湯を十二神へ奉納(24/11/25)
- 川湯温泉で第4回12湯サミット 聖地・熊野で“よみがえり”宣言(24/11/25)