【観光業界リーダー年頭所感】兵庫県旅行業協同組合 理事長 門田基秀 氏
新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申しあげます。平素は、私ども兵庫県旅行業協同組合に対し格別のご支援、ご協力を賜り心より感謝申しあげます。本年もよろしくお願い申しあげます。
昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類に緩和され徐々に旅行業が復活し始めた1年となりました。私ども兵庫県旅行業協同組合におきましても国内の個人旅行はかなりコロナ前に近づきつつある状況ですが、海外旅行においては円安の影響さらに燃油の高騰もありまだまだこれからという状態であります。
そのような中、我々兵庫県旅行業協同組合では組合員同士の情報交換をさらに密にしてスピード感をもって共有できるようにLINEグループを立ち上げ様々なやりとりを行える体制を作りました。組合員の誰からでも発信でき自分自身が添乗で行き経験した最新の情報を共有できる、そのような場に発展させていきたいと思っています。実際に京都市内の駐車場の状況や物品販売についての意見交換など、さまざまな情報共有がなされています。
また、12月にはコロナ禍において大きく変化した海外旅行の現状を学ぶ勉強会も開催し多くの組合員が参加しました。
本年も引き続き組合員同士が交流できる場を設け様々な情報を共有できるように取り組んでまいりたいと思います。
昨年の秋は、過去に経験したことがないような手配の難しさを感じました。今年はさらに「2024年問題」によりバス旅行の内容が大きく変化する年になると思います。そのような中ではありますが我々兵庫県旅行業協同組合は、組合員数17社の小さな組合ですが英知を結集してお互いが発展できるようにさまざまなことに取り組んでまいりたいと思います。
さらに協同組合大阪府旅行業協会、京都府旅行業協同組合との連携を強めてまいりたいと思います。ひとつの組合だけではできないことをスケールメリットを生かして実行できればと思います。
人々の心に旅を通じて潤いを与え国民が笑顔になる。そんな使命を我々旅行業界は担っていると思います。実際に昨年5月以降、多くの人々の笑顔に出会うことができました。これからも人々の「笑顔」を守るために精進してまいりたいと思います。
新年が皆様方にとりまして素晴らしい1年になることをお祈りし年頭のごあいさつとさせていただきます。本年もご指導ご鞭撻いただきますようよろしくお願い申しあげます。
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