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【観光業界リーダー年頭所感】株式会社滋賀県旅行業協会 代表取締役社長 矢野充 氏

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

平素は、株式会社滋賀県旅行業協会に対し、多大なるご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

昨年は、大阪・関西万博が開催され、世界中からの来訪者がもたらす非日常の熱狂に心動かされた184日間でした。また、米大リーグでの日本人選手の目覚ましい活躍は、感動を呼び起こしました。そして、日本初の女性総理・高市早苗首相の誕生は、経済の活性化への期待を高め、旅行業界にとっても需要喚起という形で大きな波及効果をもたらしました。

当協会は、これらの社会情勢の中で、地域社会と観光産業の円滑な結びつきを担うという役割を改めて強く実感いたしました。特に、万博子ども招待事業においては、会員各社と連携し、貸切バス需要の確実な斡旋を担い、多くの子どもたちに安心・安全な移動環境を提供いたしました。

また、滋賀県で開催された「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」では、県内16社の会員に加え、京都府支部3社様にも多大なご協力を賜り、のべ207人にて宿泊施設の巡回・あっ旋を実施いたしました。全国から訪れる選手・関係者の皆様を円滑な受け入れに貢献できたことは、当協会の地域貢献における確かな実績となりました。ご尽力いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。

本年、滋賀では戦国の歴史的魅力を最大限に活用した観光誘客が推進されます。安土城築城450年、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放映を機に、大規模な「滋賀県戦国・豊臣キャンペーン」が実施される予定です。当協会といたしましても、県や関係団体と一層緊密に連携し、地域に根差した旅行会社ならではの企画力とネットワークを活かし、誘客の推進に努めてまいります。歴史観光を核とした地域経済の発展に貢献し、「戦国・豊臣」の舞台としての滋賀を発信してまいります。

一方で、激変する時代に対応するため当協会の事業運営においても変革を進めております。時代の変化に対応した事業の見直しとして受入施設様との関係を従来の「協定会」から「協力会」へと移行するなど、より柔軟で持続可能な事業連携体制を構築しております。

また、恒例となっていたお買物ツアーなど年々、お客様の高齢化や参画旅行社の減少などにより事業継続が厳しくなっている分野についても新しい時代のニーズに応える事業モデルを模索し検討を加速させていかねばならないと考えます。

激変する時代において、個々の企業努力が重要であることは言うまでもありません。しかし、今こそ業界団体である協会のメリットを最大限に活かし、情報の共有、安全性の確保、そして共同での地域貢献を通じて、全社が一丸となるべき時です。

全会員参加型の、開かれた株式会社滋賀県旅行業協会を目指し、県内旅行業界全体の発展と活性化のために、まい進してまいる所存です。

末筆ながら、皆様のこの一年のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

年頭所感

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