目標数字-料理でクレーム対応?
5月の大型連休が嵐のように過ぎ去り、一気に落ち着いた温泉街へと変わりました。最大10連休と長いお休みを利用して海外へ出かける人も多かったと思いますが、有馬温泉もたくさんの観光客であふれかえっておりました。旅館ホテルはどこも大忙しだったことでしょう。新元号「令和」へ代わり、勢いのつくスタートを切ることができました。
ただ、迎える側が大きな策を立てなくてもお客様が集まってきてくれる連休と異なり、今はどうでしょうか。どこもなかなか増えてこない予約をなんとか増やそうと考えあぐねているのではないでしょうか。
経営を続けていく中では過去を振り返り反省していくことが大切です。
オーナーも従業員も常に対前年比を意識し、売り上げ目標を明確に持ってください。数字ではっきりと答えが出る目標はもっとも意識しやすい目印になります。前年と比べてどうなのか、前月と比べるとどうなのかを考え、足りなかった部分を把握しお客様が集まってくださる目をひくサービスやプランを従業員全員が考察していってください。なんとなくがんばるよりも目標を意識した上で出した結果の方が、より意味があるものです…
(大田忠道=料理人集団「天地の会」代表)
(トラベルニュースat 2019年5月10日号)
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