セブパシフィック、東京日本橋に日本支社を開設
18/06/04
フィリピンのLCCセブ・パシフィック航空は5月16日、日本支社(東京都中央区日本橋茅場町)を開設した。
同社はフィリピン国内に37路線とアジア、オーストラリア、中東、米国に26路線を持ち、年間約2千万人が利用するフィリピン最大の航空会社。日本へは2008年に就航して以来、今年で10年目を迎えた。
現在はマニラ―成田・大阪・名古屋・福岡間、セブ―成田間に週70便運航し、17年は日本―フィリピン間で43万5千人が利用した。
5月16日に東京・赤坂で開いた会見で、松本和彦日本支社長は「日本で知名度が低いのが課題。よりマーケットに近い場所で市場を開拓したい。長期的にマーケットにコミットしていく」と、韓国、香港に次いで3カ所目となる海外支社の開設の理由を説明した。同社の日本―フィリピンの乗客数43万5千人のうち日本人利用者は約8万人で、これの利用拡大に取り組む。
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