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イマーシブ体験とナイトタイムエコノミー じゃらん、24年注目の「旅のトレンド」発表

リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」はこのほど、2024年注目の「旅のトレンド」をまとめた。注目キーワードとして「イマーシブ(没入)体験」と「ナイトタイムエコノミー」を挙げている。

「イマーシブ(没入)体験」は、提示された世界観に入り込んだような体験ができるコンテンツ。近年体験スポットや内容の拡充が目覚ましい分野だ。映画の世界観に浸れるアトラクションやデジタルアートの中へ飛び込むようなイベントなど企画内容は多士済々。24年春には東京・お台場に「イマーシブ・フォート東京」がオープン予定など今後も話題を集めそうだ。

「ナイトタイムエコノミー」は、夜から朝の観光・体験、飲食といったコンテンツの充実を図ろうというもので。日本でも各地でコンテンツ拡充が加速している。

じゃらんの長田佳子統括編集長は「アンケートから認知度はこれからですが、20―30代では半数以上が興味を示す結果となりました。『イマーシブ(没入)体験』はその場でしか体験できない特別感に加え、コンテンツの拡充による期待値も高い状況。『ナイトタイムエコノミー』は、夜も外で過ごす習慣が強いインバウンドの急増や、外食を楽しむなど旅先での過ごし方の多様性が広がったこともあり、今後はインバウンドだけでなく日本人の間でも夜の観光への関心が高まるのではないでしょうか」とコメントしている。

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