四国4県の最新情報 四国ツー創造機構、大阪で観光商談会開く
四国ツーリズム創造機構(松田清宏会長)はこのほど、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で「2018しあわせぐるり、しこくぐるり。四国観光商談会」を開いた。四国4県の最新情報を旅行会社に紹介した。
徳島県は、県外からの誘客促進と宿泊者数の増加を図るため、ウェブサイトやSNSの活用を中心とした「徳島あるでないでキャンペーン」を実施中。体験や食といったテーマを各旅行会社のウェブサイトに掲載し、宿泊プランの販売を行っている。このほか吉野川サンセットクルーズ、眉山で遊山箱弁当、大谷焼と蔵&蔵見学などの着地型旅行商品を紹介した。
香川県は「旅は別腹、美意識高め。大人うどん県」をテーマに、うどん打ちやうどんバスなどを紹介。小豆島がオリーブ植栽から110周年を迎え、オリーブを使ったオリーブ牛、オリーブ地鶏、オリーブ豚などの食材をアピールした。2019年には3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が春・夏・秋の3期計107日間開かれる。
愛媛県は西日本豪雨後に運休していたJR四国の「伊予灘ものがたり」の運行再開、道後温泉本館が保存修理工事に併せて日本文化「再生」の物語を3年間にわたって演出することをPR。東予東部圏域の振興イベントとして19年4月20日―11月24日に「えひめさんさん物語」に取り組む。
高知県では19年2月1日から「自然・体験キャンペーン」をスタートさせる。現在行っている「幕末維新博」後の新たなキャンペーンで、高知県ならではの手つかずの自然を生かした体験型観光を数多く設定する。幕末維新博のフィナーレとして行う「チームラボ高知城光の祭」は11月22日から来年1月6日まで開く。
JR四国は観光列車のトピックス、本州四国連絡高速道路はせとうち美術館ネットワークの取り組みを紹介した。
次いで商談会、レセプションが行われ、参加者は熱心に情報交換や懇親を深めた。
- 万博プラス周遊を促す 大阪観光局と奈良県、お得な「楽遊パス」販売(25/03/19)
- 〝大阪・関西万博〟来場者向けも対象、観光庁が「地域観光魅力向上事業」を公募中(25/03/11)
- クルーズの寄港地としての長崎港の魅力向上 日観振と長崎国際観光コン協が連携して取り組み(25/03/06)
- 万博に来たなら和歌山の旅をプラス 和歌山県やJR西日本、4月13日から「プラスワントリップ」キャンペーン(25/03/05)
- 「あんぱん」の舞台訪ねて 高知県、関西の旅行社招く(25/03/04)