昨年夏の台風響き前年割れ はとバスの18年度利用実績/東京
19/07/19
はとバス(東京都大田区、中村靖社長)がまとめた2018年度(18年7月1日―19年6月30日)の東京観光利用者数は、前年度比6・6%減の84万9千人だった。昨年夏に相次いだ台風の影響が響いた。
東京観光コースは同6・4%減の77万8千人。年度前半となる昨年夏は全国的に自然災害が相次ぎ、東京でも9月の台風21、24号の影響が大きく、コースの運休が相次いだ。年度後半の今年春はゴールデンウイーク10連休で盛り返したが、年間では前年を下回った。
訪日外国人客を対象とした外客コースは同8・4%減の7万1千人。同社では減少の要因に、リピーターの増加やSNSが広まったことでニーズが多様化、バスツアーの需要が減少していることを挙げている。
一方、日光や富士山といったエリアの利用は同24・1%増とニーズの高まりを感じているという。
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