北陸3県、周遊の旅 新幹線敦賀延伸見据え商談会
19/10/30
北陸3県観光連盟共同事業推進協議会(小田禎彦会長=加賀屋)が、北陸新幹線金沢開業後に初めてとなる商談会を10月10日、大阪市北区のホテルモントレ大阪で開いた。富山・石川・福井の各観光連盟の関係者と旅行会社の企画担当者130人が出席した。
はじめに石川県観光連盟の蟹由尚副理事長が「富山・石川・福井の北陸3県観光連盟と北陸広域観光推進協議会では『北陸はひとつ』を合言葉に各県の特色ある観光資源を活用した広域周遊型観光の推進に努めている。北陸新幹線金沢開業後もJR西日本のサンダーバードの利用率が年々増加しているのは、今日お集まりの皆さまのおかげ」と謝辞。

「北陸はひとつ」が合言葉と話した
石川県観光連盟の蟹由副理事長
2023年春の北陸新幹線敦賀開業に関しては「現在、急ピッチで工事が進められている。開業の折には関西から多くの人たちに足を運んでいただけるよう、これまで以上に行政と観光事業者が一丸となって観光素材を発掘し、磨きをかけて魅力ある北陸をアピールしていきたい。北陸は関西の奥座敷として四季折々の美しい自然や温泉、文化遺産、伝統工芸、日本海の新鮮な味覚に恵まれている。これからも1人でも多くのお客様をご送客いただいきたい」と呼びかけた。
このあと商談会に移り、あらかじめ設けられたテーブルに座る旅行会社の企画担当者へ北陸3県の観光事業者がまわり、それぞれの観光素材をアピールした。
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